明るさと開放感を実現した、歩ける吹抜けがある家
2023年7月6日 最終更新日時 : 2024年5月9日 admin
格子の吹き抜けから降り注ぐ柔らかな光が美しいLDKは福本様ご家族のお気に入りの場所。大工さんに造作してもらったテレビボードには床下暖房が入っていて、 テレビ裏の壁はエコカラットを貼っている。木の素材感が感じられるよう、床材は無垢に近い素材で丈夫な物、さらに置きたい家具に合わせて色を選んだ。
キッチン横のパントリーは、奥行は浅いが幅が広く、大容量。「無印良品のボックスや引き出しがぴったり入る奥行きにしてもらいました。おかげですっきり 収まっています」。スケルトン階 段からは2階の様子も伝わる。
ダイニングテーブル近くに便利な床下コンセント。ホットプレートなどを食卓で使うときはもちろん、リビングでアイロンがけをするときや、ダイニングテーブルで手芸をする際にも、コンセントが近くにあるととても便利です（奥様）。
リビング奥の畳コーナーも含めると1階は広々したワンルーム。天井と壁には漆喰風のクロスを使い、まわり縁を付けないことで、一体感を出している。オープン棚は、今はお子様の遊び道具などを収納しているが、将来はワインセラーを置く計画もあり、そのためのコンセントも設置した。
ペニンシュラ型を採用したキッチンは、フラットで掃除がしやすい。リビングから丸見えなのでかえって余計な物を置かなくなり、調理したものをダイニング側にすぐに出せるのが便利だと言う。「吊戸棚は付けていませんが、将来必要になったときのために壁には下地を入れてもらいました」。
畳コーナーの押し入れは吊 りタイプにしているので、下 に小さなテーブルなどが入 れられて便利なだけでなく、広く見せる効果も。押し入れは実家が建具屋だというご主人が、建具をDIYした。
階段を上がった2階のホールは格子の上も歩けるので広々としたセカンドリビングとして使用。夏用のエアコンはこのホールに1台設置してあり、それだけで家中の温度を快適に保つことができる。各部屋のドア上 には換気用の小窓があり、空気が循環するようにしている。
寝室は１面だけブルーグレーのアクセントクロスを取り入れて個性的に。手持ちのベッドを入れることを 想定して、両脇にコンセントや窓がくるようにした。
子ども部屋のアクセントクロスはお嬢さんが自分で選んだ。「成長して自分の衣類は自分の部屋に…ということになってもいいように、クローゼットは少し大きめにしています」。このほかに もう1部屋、客室にも使える洋室がある。
玄関のシューズボックスは普段履きを収納。大容量の土間収納には、 季節品や外遊びの道具を収納。家の中に花粉を持ち込まないように、ここに上着を掛けたり、レインコートが干せるようにしている。
洗面脱衣室は物干しスペースとして も使えるように広めに取っている。 高い位置に窓を付けているので、視 線を気にせず、明るさを確保。洗面 台は2階にも設置した。
2階のファミリークローゼッ トは約3畳。家族全員の衣 類を収納していて、隣で干 した洗濯物をすぐに片付けることができる。朝は隣の寝室からまずここへ来て、着替えることができて便利。
飽きがこないホワイトのサイディングは、コーキングレスで継ぎ目が目立たないもの を採用。汚れが付きにくく、メンテナンスフリーなのも気に入っている。 12 づくり ストーリー 建築価格帯 2000万円〜2500万円 取材・文◎田口香代 撮影◎大西尚明 施主：福本様（茨城県）　　　　　 ビルダー：「ずっとお金のかからない家」 をつくろう 株式会社スズモク 延べ床面積：119.65㎡ 格子の吹き抜けから降り注ぐ柔らかな光が美しいLDKは福本様ご家族のお気に入りの場所。大工さんに造作してもらったテレビボードには床下暖房が入っていて、 テレビ裏の壁はエコカラットを貼っている。木の素材感が感じられるよう、床材は無垢に近い素材で丈夫な物、さらに置きたい家具に合わせて色を選んだ。 明るさと開放感を実現した歩ける吹き抜けがある家
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