性能と効率の良さと開放感に大満足 人をきれい好きにしてくれる家
2023年11月3日 最終更新日時 : 2024年10月30日 admin
床材はチーク材専門店でご主人自らが探したもの。コスパの良さから「乱尺」を選んだが、ランダムな継ぎ目がいいリズムを生んでいる。テーブル上のハイセンスな照明も海外から取り寄せた。
冬の暖かさを重視して、南面の大開口の窓は日射取得型に統一。その代わり外部シェード＋高性能ブラインドで夏の陽射し対策を万全に。
使う頻度が低い客間はやめて、リビング脇も洋間に。LDK からひと続きの大空間を形づくっていて、ハンモックで遊ぶお子様たちの笑い声が絶えない。
２人のお子様や、そのいとこ＆友だちの格好の遊び場になっている「歩ける吹き抜け」。陽の光に包まれてソファに座り、遊ぶ様子を見上げるのがＮ様ご夫妻の至福のひと時だそう。家はスズモクの高性能住宅「ヴァルマの家スタンダード」の中でも上位のMAXという仕様。UA値0.27でHEAT20G2以上の性能を誇る。
数センチの段差だが、下り天井がキッチン空間をゆるく仕切ってくれる。奥の間接照明は、作業台より奥行きの短かった吊り戸棚の裏側を生かして設置し、抜群の雰囲気を醸し出している。
帰宅後すぐにうがい・手洗いができるように、ミニ洗面台を玄関そばに置いた。
洗面室とランドリーはひと続きにして広くとった。共働きのため家事負担を最小限にしたいと、室内干し前提。
脱衣室は独立させた。ここも片付けの手間を省きつつ、生活感シャットアウトを考えて、大型収納を入れた。
1階のトイレは、ミニ洗面台がトイレの向かいにあるので、トイレは割りきって手洗いボウルをなしに。全体はグレーのシンプルなクロスで、奥の１面だけ同じグレーながら花柄にして、上品に仕上げた。
来客時には客間として使う和室は、あえて２階に。
２階のトイレも手洗いボウルをなしにして、洗面台はホールに。実はトイレ奥には、タンクをすっぽり覆って隠しミニ収納も兼ねてあるのがポイント。タンクレスのトイレに見える。
オープン階段に映えるアイアンの手すりは、最初は構造上無理とのことであきらめかけたが金属加工業者さんに頼んでくれて実現した。
階段下には低めのカウンターをつけて、お子様たちの勉強スペース。
リビングへの扉は、玄関を入ってすぐの室内の「顔」。こだわって、日本のハイドアの先駆である神谷コーポレーションの商品を採用。重厚なドア板は手前にも向こうにも開くスイングドアで、リビングが袖ガラスから見える点もおしゃれ。
陰影の深い白壁とレンガ調の壁を張り分けた外観。あえて総２階にせず、１階の一部に設けた軒の濃茶もアクセント＆雨除けにひと役買っている。
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